民法第848条・親族
民法第848条:未成年後見監督人の指定
未成年後見人を指定することができる者は、遺言で、未成年後見監督人を指定することができます。
レガちゃんパグ犬 / 見習い駅長
後見人を見張る人も、遺言で決められるの?
ガレ博士フクロウ / 駅長補佐
できる。 民法848条じゃ——指定できる者は、民法839条につながっておる。
条文
未成年後見人を指定することができる者は、遺言で、未成年後見監督人を指定することができる。
| 要素 | 条文の言葉 |
|---|---|
| 誰が | 未成年後見人未成年後見人親権を行う者がない未成年者などのために置かれる後見人のこと。子の否認権を子のために行使することができます(民法774条2項)。用語ページを見る →を指定することができる者(民法839条) |
| 方法 | 遺言遺言死後の法律関係を定めておく、方式の定まった単独行為のこと。認知は遺言によってもすることができます(民法781条2項)。用語ページを見る →で |
| 何を | 未成年後見監督人を指定 |
レガちゃんパグ犬 / 見習い駅長
「未成年後見人を指定することができる者」——最後に親権を行う者だね。
ガレ博士フクロウ / 駅長補佐
民法839条1項の者じゃ。 管理権管理権親権の内容のうち、子の財産を管理し、その財産に関する法律行為について子を代表する部分のこと(民法824条)。身上監護の部分と区別されます。用語ページを見る →を有しない者は除かれる。
同条2項により、父母の一方が管理権を有しないときは他の一方が指定できる——その者もここに含まれると読める。
成年後見の側には、これにあたる条文が置かれておらぬ。 成年後見監督人後見監督人後見人の事務を監督する者のこと。必ず置かれるわけではなく、遺言による指定又は家庭裁判所の選任によって置かれます(民法848条・849条)。用語ページを見る →は民法849条の選任によることになるのう。
資格別の演習
未成年後見人を指定することができる者は、遺言で、未成年後見監督人を指定することができる。
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解答:◯
正しい記述です。民法848条がそのとおり定めています。
民法848条により、成年後見監督人も遺言で指定することができる。
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解答:×
誤りです。民法848条が定めるのは未成年後見監督人の指定です。
管理権を有しない者も、民法848条により未成年後見監督人を指定することができる。
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解答:×
誤りです。民法848条にいう「未成年後見人を指定することができる者」からは、民法839条1項ただし書により管理権を有しない者が除かれます。