民法第882条・相続
民法第882条:相続開始の原因
相続は、死亡によって開始します。相続編の冒頭に置かれた、たった一行の規定です。
レガちゃんパグ犬 / 見習い駅長
相続って、いつ始まるの?
ガレ博士フクロウ / 駅長補佐
死亡の時じゃ。 民法882条——相続編の第一条じゃな。
条文
相続は、死亡によって開始する。
| 要素 | 条文の言葉 |
|---|---|
| 何が | 相続相続死亡した者の財産に属した一切の権利義務を、相続人が承継すること。死亡によって開始します(民法882条)。用語ページを見る → |
| いつ | 死亡によって開始する |
レガちゃんパグ犬 / 見習い駅長
手続をしなくても始まるんだ。
ガレ博士フクロウ / 駅長補佐
届出も申立ても書かれておらぬ。 死亡という事実だけで開始する、と読める。
民法31条も見ておけ。 失踪の宣告を受けた者は死亡したものとみなされる。 そこでも相続は開始することになるのう。
開始の場所は次の民法883条じゃ。
そして民法896条——相続人は相続開始の時から、被相続人被相続人相続される側の人、すなわち死亡した者のこと。用語ページを見る →の財産に属した一切の権利義務を承継する。
882条・883条・896条——この三つで相続の骨格が見える。
資格別の演習
相続は、死亡によって開始する。
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解答:◯
正しい記述です。民法882条がそのとおり定めています。
相続は、相続人が相続の開始を知った時に開始する。
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解答:×
誤りです。民法882条は死亡によって開始すると定めています。相続人が自己のために相続の開始があったことを知った時が基準となるのは、民法915条1項の熟慮期間です。
失踪の宣告を受けた者は、民法31条により死亡したものとみなされる。
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解答:◯
正しい記述です。民法31条がそのとおり定めています。