刑法第178条・わいせつ、不同意性交等及び重婚の罪

刑法第178条:削除

刑法178条は現行法で「削除」です。かつてここにあった規定が176条・177条に取り込まれた経緯を、条文の構造から確かめます。

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レガちゃんパグ犬 / 見習い駅長

3つめの「削除」だ。13条、131条、そして178条。

ガレ博士フクロウ / 駅長補佐

そのとおりじゃ。じゃがこの178条の空欄は、比較的新しくできたものでな。令和5年の改正で、ここにあった規定が176条・177条へ吸収されたのじゃ。

条文の内容

e-Gov法令検索で第178条を開くと、次の2文字だけが表示されます。

削除

176条・177条の構造から読み取れること

現行の176条は、1項で8つの号を列挙したうえで、2項を置いています。

176条2項の内容
行為がわいせつなものではないとの誤信をさせ、もしくは行為をする者について人違いをさせ、またはそれらの誤信・人違いをしていることに乗じて、わいせつな行為をした者も、前項と同様とする

177条2項も、まったく同じ形で置かれています。

レガちゃんパグ犬 / 見習い駅長

相手が誤信している状態につけこむ場合、っていう項だね。

ガレ博士フクロウ / 駅長補佐

うむ。かつては、相手が抵抗できない状態を利用する類型が独立の条文として178条に置かれておった。今はその発想が、176条・177条の1項各号と2項に組み込まれておる。空欄は、条文が引っ越した跡なのじゃ。

条数を詰めない理由

13条・131条のときと同じです。

方法 起きること
条数を繰り上げる 179条以降がすべてずれる。判例・文献・他の法令の引用が食い違う
削除と書いて空欄を残す 他の条数が動かない。過去の引用がそのまま生きる

とりわけ176条・177条は判例の蓄積が厚い条文です。番号が動けば、その蓄積をたどれなくなります。

刑法の「削除」条文

条文
13条
40条
55条
58条
73条から76条まで
83条から86条まで
89条
90条・91条
131条
178条
200条

資格別の演習

司法書士正誤問題AI生成類題

刑法178条は、現行法では「削除」とされている。

解答・解説を見る

解答:◯

正しい記述です。e-Gov法令検索の現行法でも「削除」と表示されます。

司法試験正誤問題AI生成類題

刑法178条が削除された後も、刑法179条以降の条数は変わっていない。

解答・解説を見る

解答:◯

正しい記述です。削除された条文の位置は空欄のまま残され、以降の条数は動きません。

ガレ博士フクロウ / 駅長補佐

次の179条は、監護者という立場そのものを要件にする条文じゃ。

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