民法第763条・親族
民法第763条:協議上の離婚
夫婦は、その協議で離婚をすることができます。裁判所の関与なしに離婚できる点が、民法770条の裁判上の離婚と異なります。
レガちゃんパグ犬 / 見習い駅長
離婚するには、必ず裁判をしないといけないの?
ガレ博士フクロウ / 駅長補佐
いらぬ。 民法763条——協議上の離婚協議上の離婚夫婦がその協議によってする離婚のこと。裁判所の関与なしにできる点が裁判上の離婚と異なります(民法763条)。用語ページを見る →じゃ。 夫婦の協議だけで足りる、と書いてある。
条文
夫婦は、その協議で、離婚をすることができる。
| 要素 | 条文の言葉 |
|---|---|
| 主体 | 夫婦 |
| 方法 | その協議で |
| 効果 | 離婚をすることができる |
レガちゃんパグ犬 / 見習い駅長
理由はいらないんだ。
ガレ博士フクロウ / 駅長補佐
763条は理由を書いておらぬ。
民法770条1項の裁判上の離婚は違う。 不貞な行為・悪意の遺棄・三年以上の生死不明・その他婚姻を継続し難い重大な事由——四つの場合に限って訴えを提起できる、としておる。
協議が調うなら、そもそも理由を問う必要がない——そう読める組み立てじゃな。
協議離婚を支える条文
ガレ博士フクロウ / 駅長補佐
民法764条が、婚姻の規定を借りてきておる。 民法738条・739条・747条じゃ。
成年被後見人の離婚に成年後見人の同意が要らぬこと、届出によって効力を生ずること、詐欺・強迫による取消し——婚姻と同じ形で並ぶのう。
そして民法765条が受理の関門じゃ。 未成年の子があるときは、親権者の定めがされていること等を認めた後でなければ受理できぬ、としておる。
もっとも、違反して受理されても離婚の効力は妨げられぬ(民法765条2項)。
資格別の演習
夫婦は、その協議で、離婚をすることができる。
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解答:◯
正しい記述です。民法763条がそのとおり定めています。
協議上の離婚をするには、民法770条1項各号に掲げる事由のいずれかが存在することが必要である。
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解答:×
誤りです。民法770条1項各号は裁判上の離婚の訴えを提起できる場合を定めたものであり、民法763条の協議上の離婚には理由の限定がありません。
協議上の離婚については、民法764条により、民法738条、739条及び747条の規定が準用される。
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解答:◯
正しい記述です。民法764条がそのとおり定めています。